先日、北ガスのショールーム、サガティックでリンナイのガスオーブンを実際に見て来ました!
そこで卓上型とビルトインのガスオーブンを両方見て、それぞれのメリットデメリットを感じたので、比較してみたいと思います!
卓上型ガスオーブンとビルトインガスオーブンのメリットとデメリットの比較
ガスオーブン比較表(卓上、ビルトイン)
卓上タイプ | ビルトインタイプ | |
価格 | 198,000~228,000円(税抜き) | 170,000~290,000円(税抜き) |
対子供の安全性 | ◎ | × |
空間の有効活用 | △ | ○ |
故障時 | ○ | × |
価格
価格は、一番高いものでビルトインタイプの電子コンベックで、
逆に一番安価なものは、ビルトインタイプのコンベックでした。
※価格はメーカー希望価格であり、実際にはハウスメーカーから提示される金額で決まります。
対子供の安全性
対子供の安全性を考えた時ですが、卓上タイプに軍配が上がります。
なぜなら、設置位置が子供の手が届かないところに設置できるからです。
ビルトインだとどうしても、設置位置がコンロ下かその付近となりますので、ハイハイしている赤ちゃんや、まだ言葉が通じない子供には火傷の危険性があります。
あとは、卓上タイプには「涼」というモデルがあり機器に触れても火傷しない温度になっているのもポイントが高い!
空間の有効活用
空間の有効活用については、ビルトインタイプが我が家では優勢に立っております。
なぜなら、キッチンに埋め込みが出来るので、スマートなキッチンになります。
卓上の場合はほとんどが、キッチンの作業スペースのどこかに置くことになります。
しゃがまなくても利用出来る点や、子供が居ても安心という点では、かなり良いのですが、置く場所を確保しなければなりません。
電子レンジやポット、トースター、炊飯器、コーヒーメーカーなど置くものって意外にありますので、よほどの広いキッチンでなければ考えものです。
ビルトインタイプにおける安全面においては、子供が小さいうちはベビーゲートを利用して近づけられないようにするなどの工夫で乗り越えられる問題だと思いますし、
我が家の場合、キッチンを少しでも広く利用したいので、ビルトインタイプに軍配が上がりました。
※空間の有効活用については下記、設置場所に注意!も是非、参照してください。
ガスオーブンの耐用年数と故障時について
ガスオーブンの耐久年数は、約10年前後とのことでした。
高い買い物なのにそんなもんですか!😭
電化製品はよく10年と言いますが、ガスオーブンも例に漏れず…。
しかし、個体差があるようで、頻繁に使用していても20年現役で使用できている人もいれば、10年も待たずに5年とかで故障する場合も。
そんな時、卓上のガスオーブンであれば、本体を買い換えるか修理すればいいのですが、ビルトインの場合は、組み込まれているので、分解しなければなりません。
また、老朽化の場合はガスコンロも老朽化が進んでいることが考えられるため、2度デマにならないように、ガスコンロのほうも同時に取り替える人が多いようです。
そのことから、ビルトインタイプの故障時には手間と多額のお金が発生することになります。
コンベックと電子コンベックの違いってなに?
ガスオーブンを検討するようになって、初めて耳にする単語「コンベック」。
なんかカッコいいですよね笑 めっちゃ良い機能がついてそうだけど一体何?
ということで、恥じらいもせずに北ガスショールームのお姉さんに聞いてみました。
結論、コンベックは「ガスオーブン」のこと。
電子コンベックは「ガスオーブンレンジ」(電子レンジの機能もついてるよ〜)ということでした。
電子レンジとのとガスの同時加熱でムラを少なく、かつスピーディに温めることができるのが特徴なんですね。
今、私は電子オーブンレンジを使用していますが、たまに不便を感じることもあります。
例えば、パンを焼いてる途中で子供がお腹空いてグズり始めたので、冷蔵庫にあるお米をチンしたい!って時に使用出来ない等。
そんなことから、電子コンベックは便利なようで、便利じゃないのかな?と思っているところです…。
ただ、レンジとガスの同時加熱に魅力を感じているなど、その性能を是非利用したい!って場合は電子コンベックにすると良いのでしょうね。
卓上とビルトインで機能や使い勝手の差ってあるの?
我が家はリンナイと決まっているので、リンナイのみで比較します。
リンナイ(Rinnai)のコンベック比較表
卓上コンベック | 卓上電子コンベック | ビルトインコンベック | ビルトイン電子コンベック | |
容量 | 22リットル | 33リットル | 33リットル〜44リットル | 33リットル〜44リットル |
庫内段数 | 3段同時調理可 | 2段同時使用可 | 2段同時使用可 | 2段同時使用可 |
自動調理メニューの豊富さ | 約9種類 | 約9種類 | 約7種類 | 約11種類〜17種類 |
最高温度 | 300度 | 280度 | 280度 | 280度 |
さすが、高温が出ますね!卓上コンベックが一番最高温度出ますが、280度も出るなら問題なしです!
ガスオーブンの魅力的なところは、余熱がスピーディなのと、ガスの強い熱風が庫内全体に行き渡り、ムラなく焼き上げるというところ。
これまで電子オーブンレンジでしかパンを焼いたことがないネギは早く使ってみたくてウズウズしているところです。
自動調理は7種類もあれば十分だとネギは感じます。おそらくその7種類、全部作ることなさそうです笑
一番容量の小さい22リットルのコンベックですが、3段同時調理可能なのが、良いですね。
さすが業務用。コンパクトな上に、たくさんパンが作れるのがいいですね。
家庭用卓上タイプには「涼マーク」がある!
卓上だと、「涼」というマークがあるものとないもので3万円の差が(。ര‸ര。)
「涼」とは
- 使用時に機器の表面温度が高くならず、火傷の心配がない
- 機器からの輻射熱を大幅にカットし、キッチンの温度を上げず、涼しく快適に調理できる
- 食材のこびりつきが少なく、清掃がしやすい
という特徴があります。
特徴的な機能の比較
卓上コンベックの特徴的な機能
- 次の操作をランプでお知らせするネクストサイン表示機能付き。
- オーブン皿は3枚同時使用可。
- 温度と時間の設定を9つのメモリーに記憶。
- パンの種類により3段階の発酵温度を設定出来る、イースト発酵機能付き。
- 食材の乾燥を防ぐソフト仕上げ機能付き。
- 調理メニューとしてはグラタンなど、9つの調理能力がある。
※業務用商品ですが、一般家庭での使用が可能。
卓上電子コンベックの特徴的な機能
- 焼く、炊く、蒸す、煮る、ノンフライ揚げ物と1台5役。
- 軽く触れるだけで操作ができるフェザースイッチと見やすい表示。
- ネクストサインで簡単調理。
- レンジとガスの同時加熱で冷凍食品の解凍時間の短縮。
- オーブン皿は2枚使用可能。
- イースト発酵機能付き。
ビルトインコンベックの特徴的な機能
- 出来上がった料理の取り出し忘れを防止。
- 90分まで調理時間が設定できるクッキングタイマー。
- 同じ調理を繰り返す時に便利なリピート機能。
- 乾燥を嫌う調理に便利なソフト仕上げ機能。
- オーブン皿は2枚使用可能。
- イースト発酵機能付き。
ビルトイン電子コンベックの特徴的な機能
- メニューを設定すると、使用する皿をランプでお知らせ。
- 始めの位置で止まるから食品の取り出しが楽々。
- 庫内を最大280度まで加熱。調理途中で設定温度を変更可能。
- レンジとガスの同時加熱で冷凍食品の解凍時間の短縮。
- オーブン皿は2枚使用可能。
- イースト発酵機能付き。
卓上ガスオーブンは設置場所に注意!
我が家は当初、卓上ガスオーブンタイプにする予定でした。
というのも、故障した時を考えたためです。卓上ガスオーブンタイプの方が気軽に買い替えられるなぁと。
問題の設置場所については、キッチンが造作の予定なので、コンロ付近の下に棚をつけてもらいそこに卓上タイプをはめ込むことを検討していました。
というか、そのような提案をハウスメーカーからされたので、その方法で設置出来ると信じて疑いませんでした。笑
しかし!!!結局我が家はビルトインを選択することになったのです。
その理由は!!!
という条件があった為です。
コンロの下やその付近にガスオーブンスペースを作るにしても、本体の大きさ以外にプラスで45センチ以上、何も活用出来ない空間を作らないといけないのです。
そんな無駄なスペース、もったいないですよね。
作業台に置くなら、オーブンの上のスペースは気にしなくていいのでしょうけど、
作業台の上は、他の電化製品をいくつか置く予定なので、オーブンを置くスペースがないよなぁということで、ビルトインタイプになりました。
北ガスのショールームのお姉さんに言われなければ卓上タイプで話が進んでいくところでした(^_^;)
まとめ
以上、卓上のガスオーブンとビルトインのガスオーブンの比較でした!!
- 子供が居る家庭では安全面の検討が必要。
- 機能面ではどちらのタイプでも十分!
- キッチンをすっきりさせたいならビルトイン!
- 故障時を考えると卓上タイプが良い。
ポイントとなるのは、上記における表1の内容ではないでしょうか。
我がネギファミリーは、設置場所問題があるために、ビルトインガスオーブンを選択しましたよ。
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